最近はちょっとマイナーなホラー系映画を発掘して観賞しています。

「サイレンス」 原題:Hush
アメリカ 2016年
監督:マイク・フラナガン
これ、なかなか面白かった。
耳が聞こえない主人公の女性が、殺人鬼に襲われるというサスペンスホラー?です。
これは完全にアイデアの勝利ですね、設定をうまく使っている。
アメリカ映画なんですが、話の運び方に馴染みがあるというか、
「なんでそうなるんだよ」や「あぁ、アメリカですもんね」みたいなツッコミは感じないストーリーです。
日本人って、「見える」恐怖(モンスター、実体があるもの)より「見えない」恐怖(呪い、幽霊など)の文化だと思うので、殺人鬼モノはハズレがちかなと思うのだけどこれは違います、面白かった。
こういう映画がたまにあるから、他にも何か面白い映画あるかな~と期待してしまうのかも(笑)
で、
期待した私が次に観たのは、

「フッテージ」 原題:Sinister
2012年 アメリカ
監督:スコット・デリクソン
作家のエリソン(イーサン・ホーク)は、妻と子どもの一家4人で郊外の家に転居してくる。
そこは一家が首をつるという残酷な事件の現場となった家で、エリソンは事件に関する新作を書くために越してきたのだった。
その夜、エリソンは屋根裏部屋で映写機と8ミリフィルムを見つける。
フィルムには楽しそうな家族が、一転して首をつられていく様子が記録されていた。
との事・・・。
この手の話は繰り返し使い古されてきたジャンルなので、ストーリーや結末よりも誰がどうやって死ぬのか、とか、アイデア勝負になってくるかなと思います。
冒頭の一家首吊りのシーンが私としては結構好きで、(好きそう~~って声が聞こえてきそうw)
そのまま最後まで観たのだけど、ううーん。
「君、わかってるじゃない」的なアイデアは無かったかな…。残念。
どちらかと言えば、見えない恐怖系の映画なのでこういうのを作るのはやっぱり日本人の感性の方が向いてるのかしらね。