映画メモ「沈黙 -サイレンス-」

aya2019070.jpg

私は毎月30作程度は映画を見ている映画好きなのですが
実は映画館は好きでは無くて数えるくらいしか行った事がありません(突然の告白)
話題になった作品には見向きもしない性質もあり、、この映画も最近になってやっと見ましたよ。

「沈黙-サイレンス-」

遠藤周作の小説『沈黙』を原作とし、マーティン・スコセッシが監督、ジェイ・コックスとスコセッシが脚本を務める。出演はアンドリュー・ガーフィールド、リーアム・ニーソン、アダム・ドライヴァー、窪塚洋介、浅野忠信、イッセー尾形、塚本晋也、小松菜奈、加瀬亮、笈田ヨシら。日本ではKADOKAWAの配給で2017年1月21日公開。

あらすじ
江戸幕府によるキリシタン弾圧が激しさを増していた17世紀。長崎で宣教師のフェレイラ(リーアム・ニーソン)が捕まって棄教したとの知らせを受けた彼の弟子ロドリゴ(アンドリュー・ガーフィールド)とガルペ(アダム・ドライヴァー)は、キチジロー(窪塚洋介)の協力で日本に潜入する。その後彼らは、隠れキリシタンと呼ばれる人々と出会い……。

以下、ネタバレ含みますのでご注意ください。

この映画は良くも悪くも窪塚洋介の存在感が凄かったです。
登場するキリシタンたちは弾圧の中で、何が正しいのか、何を信じればいいのか、苦悩し、選択し、自分の思う正しさの為に死んでいきます。人は信じるものの為ならばどこまでも強くなれる。そんな中、窪塚の扮する“キチジロー”だけは皆とは違い、生き延びる為に何度も絵踏みをするし、宣教師をも裏切ります。しかしそれは決して信仰心の弱さからではなく、キチジロー自体が弱い人間であるが故の行動です。キチジローはキチジローなりにとても強い信仰心を持っている。そのことを理解した宣教師は苦悩します。弱さは罪なのか?
「正しい事をしたい」という強い欲求。しかし、最早、正しさが何なのかがもうわからない…。

と、窪塚洋介が弱者代表みたいな役所なのですが、私には弱者には見えなかった!!!
どんなにオロオロして見せたって、腹に一物あるようにしか見えないんですよね…。だって窪塚君ですよ。
生まれ持った強者のオーラが全開です。ヒエラルキーの上の方にいる人間のそれです。
絵踏みも何もかも全部が計算尽くなんじゃないかな…というね。
映画の終わり頃に、隠し持っていた禁制品(キリストの絵)を役人に見つかり連行されてしまうのですが、そのシーンですらなんか草(大麻)が見つかっちゃってテヘッ☆みたいな顔に見えてしまう…。
実はキチジローが神様だったとかそういうオチでも納得できそうでしたね。

真面目な映画でどんな感想書いたかと思えば、これなのですが…。きっと見れば共感してもらえると思うし、そもそもとても良い映画だったので機会があれば是非観賞して私に共感してください。(結局それ)

ちなみに、スコセッシ監督作品は「グッドフェローズ」「シャッターアイランド」「カジノ」が好きです。

岡山県岡山市・本格SMクラブ SM倶楽部 深月-mizuki- 所属 女王様,奴隷,主従,調教,鞭,ケイン,身体改造,拷問,監禁,呼吸管理,ペット,CBT… タフで好奇心旺盛なマゾが好き♡ プレイのお問い合わせはオフィシャルサイトへお願いします
Back To Top