
タイトル:グッドナイト・マミー
(ICH SEH ICH SHE/GOODNIGHT MOMMY)
2014年 オーストリア
監督: ヴェロニカ・フランツ、 ゼヴリン・フィアラ
森と畑に囲まれた田舎の一軒家で母親の帰りを待つ9歳の双子の兄弟。
ところが、帰ってきた母親は顔の整形手術を受けており、頭部が包帯でぐるぐる巻きになっていた。
さらに性格まで別人のように冷たくなってしまい、兄弟は本当に自分たちの母親なのか疑いを抱くように・・・
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面白かった!
賛否両論あるようで、駄作だという意見が多いようだけど、私はこの映画好き。
寧ろね、タイトルからして、てっきり駄作だと思って期待せずになんとなく見始めちゃって。
勿論予備知識も何もなく、ジャンルさえも知らないまま。
どこの映画なのかも知らないから、見始めてから「あ、ドイツ語だ」と。
半分くらい見ても「これ、ジャンル何???」というレベル。
静かで綺麗な映像と、なんとなく漂う嫌な空気(褒めてる)
そして、なんとなく見続ける私。
なんとなくこのまま終わるのかも?なんて思っていたら、
ラストで目が覚める展開。
しまった!!ぼんやり見過ぎた!!!
でもね、そのお蔭で、この映画を100%楽しむことが出来たんだと思うのよね。
だから、もしこれから見てみようかなって人は、是非、ぼんやりと観ることをおススメします。
何かに期待してワクワクするのもいいけれど、
楽しむ為には“バカ”になることも時には必要なのかなと思うわ。
ちなみに私、気づけば結構な数の映画を見ていてね、
今年はこのペースだと年間400タイトルくらいは見られそう。
マイナーな映画は任せて頂戴!