主従とは?

ビュン!ビュン!
こうやって引っ張られてもどうすることもできないね。
多分ピアスが千切れても、ただ叫ぶしか出来ることは無いでしょうね。

SMの世界では「主従関係」という言葉をよく耳にしますが
それがどういうものなのか、意味は人それぞれだったりしますね。
言葉は知っているけど、意味はよくわからない、と言う人もいます。

私個人としては、言葉にはたいして意味は無いと考えており、
SMにおいての関係もその呼び方に拘りはありません。
大切なのはお互いの間に生まれる目に見えない何かや、名前のない気持ちの方だと思っています。

SMの世界は、
“お互いが良ければそれで良し”
という所が大きくて、“それ”が何なのかを第三者に理解してもらう事が難しいです。
「主従関係」というのも、結局は自分が経験する事でしか理解のできないものなのでしょう。

という事でこの話は終わりです。と、それでは意味が無いので…今日は「主従関係」について私なりに噛み砕いて書いてみようと思います。

SMのプレイはある意味SとMの共同作業です。
最近はあるのか知らないけれど、運動会でやる玉入れをイメージしてみてください。

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私は徳が高いので親切にイラストを差し込んであげましたよ。
優しいでしょう?(圧)

例えば私とマゾがそれぞれ50個、合計100個の玉を持っているとします。
これを二人で一つの籠に入れていきます。
籠がいっぱいになるほど心や体が満たされます。

この時、一人だけが頑張って玉を入れたのでは最大でも籠には50個しか入りません。
二人ともがそれぞれ頑張ることで籠の中身は100個に近くなり、満足度が上がります。

話が少しそれますが、SM界の嫌われ者「エゴマゾ」というのはこの玉入れに例えるなら、自分は一切協力しないけど女王様に玉は全部渡すので100個全部を籠に入れてくださいね。僕はここで見てますから。みたいな人の事だろうと思います。

そうです。
この玉入れのやり方には様々な種類があるんです。
その種類が二人の関係を表しているんですね。

さあ、今日はどんな作戦で行こうか。
この角度から投げたらよく入るよね?お前は肩に力が入っているから失敗するのよ、力抜いたら?
「お前のためにチームがあるんじゃねぇ。チームの為にお前がいるんだ!!」(スラムダンク)
とか、お互いに頑張る事で今までより多くの玉を入れられるようになっていきます。
各自持ち分の50個を投げる、スタンダードな玉入れです。

では「主従関係」ではどうなるかというと…

奴隷の持ち分は全て私が投げます。
そして奴隷は踏み台になったり、肩車をしたりして、私が玉を入れやすくなるように努力をします。
「エゴマゾ」の時とどう違うの?と思う人もいそうですが、全然違います。
これが成立するためには信頼関係が必要だからです。

奴隷が私に全てを捧げる時、
私もまた、奴隷を信頼出来なければ受け取ることができないからです。

エゴマゾのようなね、誰にでも丸投げ出来る程度の無価値なモノには興味も無いし迷惑なのよ。
もっともっと大切で価値のあるものを捧げなさい。
そうして全てを捧げた時に、初めて経験できること。
それが「主従関係」なのよ。

岡山県岡山市・本格SMクラブ SM倶楽部 深月-mizuki- 所属 女王様,奴隷,主従,調教,鞭,ケイン,身体改造,拷問,監禁,呼吸管理,ペット,CBT… タフで好奇心旺盛なマゾが好き♡ プレイのお問い合わせはオフィシャルサイトへお願いします
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