バニラビーンズ

お菓子作りを始めた奴隷。

何もかも知らない事だらけで、材料を買物に行くだけでも一苦労。
パンを焼けるようになるのが目標で、手始めにスコーンを作ることに。

その時も、私がリストを渡したら
ベーキングパウダーなんか2キロ(業務用)も買ってきちゃうほど。

ああ、、ミスだ。これは私のミスだ…。
まさかこれ程とは…(笑)

ちょっと気が遠くなりかけたけど、なんとかスコーンは焼けるようになったので
次は「シフォンケーキ」に挑戦することに。
今回初めて奴隷が目にするものは、、
「バニラビーンズ」くらいか。店の人に聞けば問題なく買えるだろうから大丈夫だろう。
と、思っていたら、意外と手こずったらしい。

なんでも、奴隷は「ビーンズ」っていうくらいだから
豆をイメージして探してたらしい。コーヒー豆くらいの大きさの!

馴染みがなければまあ、無理もない。
「バニラビーンズとは…
お菓子作りに使用するときは、黒くて細い棒状の「さや」の中に詰まっている
小さな種(ビーンズ)を取り出して、使用します。
プリンの生地に入っている小さな黒いつぶつぶの正体が、このバニラビーンズです。

(by.CUOCA)」

日頃目にしても気に留めないだろうから、無理もないかな。
不安そうにバニラのさやを手にする奴隷。
「これですよね?1本入りと10本入りがあったんですけど、何本使いますか??」

(笑)
10本も買ったらベーキングパウダーの二の舞いだ。
私はなんだか面白くなってきてしまった。
私には当たり前の事でも、ここまで違いがあるんだなあって。

そうして、バニラビーンズの取り出し方を奴隷に教えることに。
さやを切り開いて、中に入っているビーンズを取り出してごらん。

指示通りにさやを切り開く奴隷。
ナイフで切れ込みを入れ、さやを開き一言。

「女王様、入っていません」

は?

「カラです!ビーンズが入っていません!」

そんなことはない、ちゃんと入っている。
でも奴隷には見えなかったのだ。

『入ってるよ、その小さな粒々がそうよ、出してごらん』

「え?これがそうなんですか?」

『カラなわけないでしょ?』

「もっと、大きいかと思ってました」

『は?』

「キャビアくらいの大きさだと思ってました」

キャビアくらいの大きさだと思ってました???

!!!(笑)

私には当たり前になった事でも、
初挑戦に付き合うと何かと新鮮ですごく面白い。
教えることの面白さというのは、自分自身が新しいことを学ぶ面白さとは一味違う。
「教える」という事は、面白い事なんだなあとつくづく思った。

奴隷には色んなことを教えていかなくてはね・・・。

ちなみに、シフォンケーキですが、
ココア生地とのマーブルシフォンにしました。

なんとか一人でここまで焼けるようになりました。

cak.jpg

美味しそうでしょ?
教える人のセンスが良いんだろうなー(笑)

岡山県岡山市・本格SMクラブ SM倶楽部 深月-mizuki- 所属 女王様,奴隷,主従,調教,鞭,ケイン,身体改造,拷問,監禁,呼吸管理,ペット,CBT… タフで好奇心旺盛なマゾが好き♡ プレイのお問い合わせはオフィシャルサイトへお願いします
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