かれこれ700年ほど生きている私ですが、
懐かしい写真が出てきたのでお見せしましょう。
これは確か100年くらい前、ヨーロッパに住んでいた頃のものです。
なんてね！！！
年末に撮影した軍服です。
（※政治的思想はありません）
SMって前はマイナーな世界だったのに、いつの頃からかメジャーな存在になったと思う。
お笑い芸人がそれっぽい事をネタにしたり誰もが気軽に話題にする。
SMが好きだと公言しても以前ほどは驚かれない世界になったのかもしれない。
でもちょっと違和感を感じてる。
なんだか居心地が良くないよね？それは何故か。
SMという言葉だけが独り歩きをしているからではないかと思う。
SMとは“少数派の世界”だった。
お前達もまさか自分が“多数派”だとは思わないでしょう？
いくらSMがメジャーになったと言っても本当の所は他人には理解されない。
普段は社会で多数派のふりをして生きている少数派だ。
世間で多数派が想像しているSMと私達のSMは今も昔も別物だと思う。
なのに多数派に間違って認知されてしまったが故に、私たちは時々ジャッジされるようになってしまった。
SMとは無縁の人から言われる「えー？SM？？痛いのが好きなんでしょ？」という程度の誤解ならまだしも、SM好きを自称する多数派から「そんなのはSMじゃない」なんて言われたりね？
SとMの関係って他人には理解できないものだと思う。
誰にでも理解できるのなら、そもそもお前達そんなに苦労してないでしょ。笑
相手があって初めて成り立つ関係性なのだからお互いが良ければそれで良いという世界。
どこからどこまでがSMだとか、そんな線引きも要らないし、他人の事に口出しはしない。
もし、今これを読んでいるあなたがどこかの女王様に
「お前はMじゃない」と言われたとしたら、それは単に相性の問題なので気にする必要は無いでしょう。
いつか誰かの理想のMになっているかもしれません。そんな世界です。
私にも好みがあるので、稀に意味不明な変態に遭遇することがあります。
残念ながら理解してあげられなかったとしても、決して相手を否定はしません。
人は、理解出来ないものを恐れる生き物なんです。弱さゆえにね。その点、私は強いんで。笑
SMクラブは、人に迷惑をかけず、法律の範囲内で、好きな者同士が好きな事を出来る場所です。
不自由な社会の中にある、ささやかな自由。この自由を守りたいよね。
それじゃ、今年もここで会いましょう。2021年もよろしくね。
