映画メモと好きな男性俳優の話

突然ですが私の好きな男性俳優(海外編)をご覧ください。

(あれ、綾女さんてヒゲはアリなの?って思いましたか?ダメです。都合上ヒゲ面の写真が含まれていますがヒゲは七つの大罪のひとつです。いかなるヒゲも許しません!)

この度、ここに一人の俳優を追加することになりました。
その人は…「ブラッドピット」です。

え、今更!?って思うよね。
でもね、いままで一度もブラピをいいな~と思った事が無かったの。
それがとある映画をきっかけに変わりました。

久しぶりの映画紹介です。
年間300本以上の映画を見る私が今回おススメする映画は
「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」です。

これはタランティーノ監督の最高傑作であると同時に、ブラピの最高傑作だと思います。(異論は認めますw)
とにかくブラピがカッコいい。今までのどの役よりもカッコいい。これがブラピの最適解だと思う!今までブラピに何やらせてたんだよ!って思うくらい最高です。(普通の女性は他の作品のブラピの方が好きかもしれない…。どちらかと言うと男性にウケるブラピかも。)

そしてタランティーノの映画の中でもこれが一番好きです。
見終わった時に“そうか、映画ってこういう事も出来るんだ…!”と映画の素晴らしさを再確認できるものでした。

この映画は昔実際にアメリカで起きたとある事件が元になっています。日本人だと知らない人が多いと思うのですが、予めその事件について少し予備知識があった方が楽しめます。その事件とは「マンソン・ファミリーによるシャロン・テート殺害事件」です。

時は1969年、舞台はアメリカ、ロサンゼルス。若者にヒッピー文化が浸透し、街にはドラッグが溢れている。音楽とドラッグと愛!そしてセックス!みたいな時代。

ハリウッドの高級住宅街に住む若い女優シャロン・テート(ロマン・ポランスキー監督の妻であり、妊娠8ヶ月だった)が一緒に居た友人共々自宅で滅多刺しにされ殺害される事件が起きる。犯人はカルト集団“マンソン・ファミリー”の男女4人だったが、彼等は翌日のニュースを見るまで自分達が誰を殺したのか知らなかった。

犯行を指示したのはファミリーの指導者、チャールズ・マンソン。彼は自身のカリスマ性とドラッグでヒッピー達を洗脳しファミリーを形成、スパーン映画牧場(かつて西部劇の撮影に使われていた牧場)に住み着き集団生活をしていた。彼等は終末戦争が起きると信じ、その日に備え武器を集め訓練を行っていた。やがて狂信的な信者達はマンソンに命じられれば殺人も辞さない集団となっていた。

ミュージシャンを志望していたマンソンは、音楽プロデューサーであるテリー・メルチャーのつてでデビューさせてもらう約束をしていたがこの話が立ち消えとなった事でメルチャーへ恨みを持っていた。メルチャーの自宅へ行ってみるも当の本人はすでに引っ越しており、家には新しい住人、ロマン・ポランスキー監督夫妻が住んでいた。そして事件が起こる。

ファミリーのメンバー、テックス・ワトソン、スーザン・アトキンズ、パトリシア・クレンウィンケル、リンダ・キャサビアンはマンソンに命じられ殺人計画を実行した。「俺は悪魔だ。悪魔がなすべき行いを果たすために来た」そう言ってシャロン・テートとその友人達を惨殺し、扉にシャロンの血で「ブタ」と書き残していった。(ポランスキー監督はその日仕事でヨーロッパにいたため不在だった)

と、このくらいの予備知識を得たら早速映画をご覧ください。
ちなみにタランティーノは自分が引退する時期を公言しており、長編映画を10作品撮ったら引退するそう。この映画は9作目なので、次の映画が最後になっちゃうらしい。気が変わりますように!笑

この先は少しネタバレになりますので映画を見てから読んでください。

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ネタバレ

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この映画のラスト、本当に最高だった。笑
ラスト15分くらいから全力でタランティーノ。もう笑うしかない。
ブラピはタランティーノだったんだな、って私は思った。しつこい所が特に。笑
起きてしまった過去は変えられないけれど、こうだったらいいのにな…、というタランティーノの思いに共感。シャロン・テートを丁寧に描いていて、愛を感じる。もし、こっち(ブラピとディカプリオの居る世界線)が現実だったなら、どんな今になってただろうかと想像させられました。世の中も違っただろうし、何よりポランスキー監督のその後は大きく違ったんだろう…。

とにかく、缶詰を投げるブラピが最高過ぎた。あと「もっとダサい名前だったろ」というセリフと作中で二回言う「努力してる(I try)」は私の好きな名場面ランキング(があれば)トップ10に入ると思う。
ずっとブラピの事ばかり書いていますがディカプリオも相変わらず上手かった。憎めない中年って感じが凄く好き。年齢を重ねるほど魅力が増すのは素敵だよね。愛すべきオッサンの映画です。ではまた~。

岡山県岡山市・本格SMクラブ SM倶楽部 深月-mizuki- 所属 女王様,奴隷,主従,調教,鞭,ケイン,身体改造,拷問,監禁,呼吸管理,ペット,CBT… タフで好奇心旺盛なマゾが好き♡ プレイのお問い合わせはオフィシャルサイトへお願いします
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