今はもう無い懐かしのホテルたち。先日の謎のSMルームがあったホテルにはもっと謎のお部屋がありました。
今回はそちらを紹介します。
そして今回が第三弾!パレットの確か、228号室だったかな…(うろ覚え)このお部屋にはなんと、ピアノがあったんです。

このお部屋のコンセプトは多分、フランス。

室内に街灯!
落ち葉を踏む2人分の足音が響く街路樹の小道…的な写真。

見上げると青空…
そして一歩下がると、

そこ、スロット置いちゃうんだ…(ラブホあるある)
そして右上に書かれた文字は、、

「La Chambre bleue」
フランス語で“青の寝室”
(元ネタは小説で、ダブル不倫のお話しみたい)
後に映画化。

なるほど、
青の寝室ね~・・・
ん?

左奥の部屋が寝室ですが…

どう見ても赤。
ふむ。
では、お風呂は?お風呂は?
先ほどのフランス語が書かれた下にある扉を開けると

赤いお風呂登場…。
こういう謎な感じがいかにもラブホらしくて好きでした。他にもこのホテルには鏡の迷路みたいな小部屋があるお部屋や、ギリシャの大きな風景写真が飾られたtheエーゲ海なお部屋、クレイジーな市松模様のお部屋(緑の市松、青の市松…)などなどあって愉快でした。
そもそもホテルの名前が「パレット」だったので、絵の具のパレットのように部屋ごとに違うカラーで纏められていました。毎回面白かったです。
ちなみに、ラブホにスロットマシンが置いてある理由はご存知ですか?あれは保健所対策なんだそうですよ。ラブホとして営業するには保健所や警察等色々な許可を取る必要がありますが、お部屋に自動精算機があるのは保健所的にNGなんだそうで、あの自動精算機は建前上“両替機”なんです。お部屋で両替する目的としてのスロットマシンという事でした。
理不尽で1mmも納得が行きませんが世の中なんてそんなものですね。つまらない人生なんて無駄でしか無いと思うので、我々マイノリティも人に迷惑をかけない範囲で面白く生きましょう。